2017年8月6日日曜日

Maker Faire Tokyo 2017見てきました


MFT2017、1日目を見に行きました。



MTMからMFTに変わったあたりから、1日で見て回れる規模ではなくなったかと思っていますが、今回も消化しきれずに帰ってきた感じです。


で、写真も全然撮ってなくて、入口の写真と↑のぐらいしか撮ってませんでした。

今回印象に残ったのは次の3つ

  1. FPGA
  2. ラズパイを凌ぐマイコン・ボード
  3. Grove

FPGAは、以前から「FPGA技術」(トランジスタ技術そっくりの書体の冊子)が展示されていたりして、メイカーフェア的には珍しくないかもしれませんが、「FPGAでなんかやってみました」というのではなく、「いろいろ(汎用DSPとかマイコンとか)吟味してFPGAが一番よさそう」というのに到達した、というようなところが印象に残りました。
FPGAに到達したポイントとして話をされていたのは以下のようなポイントでした。

  • 低レイテンシで多くの処理をする
  • 開発環境が無償

一番目は、ハードウェアの強いところなので、当然とも思えますが、ラズパイぐらいになってくると、MIPS値ではCPUの数値のほうが上だったりするそうです。
FPGAで、といってもXilinxのZynqだとCPU+FPGAが1つのチップになっているので、ほんとうに速さが必要な個所をFPGA、その他の処理をCPUで行うことになりますが、処理の切り分けやデバッグの大変さなどを考えると、ちょっとアマチュアが趣味で、という感じでできるんかいなと思ってしまいますが、こういうところに出展している方々は、そういうところがスゴいんやな、と思い知らされました。

ラズパイを凌ぐマイコン・ボードについては、中国製のWindows10Homeが動くボード(Windows10IoTではなくHome)とASUSのTinkerBoardなどがありました。
以前はインテルのGalileoなんかもMFTで見かけたりして、こういったものは今回が初ではなく、また、ラズパイが登場したころも、先にBeagleBoardなどは存在していました。
ラズパイ2、3への進化が主に処理速度だったとすると、より高性能なものがかっさらっていくということもあるのかもしれないですが、ひとまず選択肢が増えていくのはおもしろいなと思っています。

Groveについて、以前は展示でブレッドボードもよく見かけた気がしますが、ブレッドボードにジャンプワイヤでつなぐのもよくよく考えるとめんどくさいので、Groveだったり、Groveと関係ないけどラズパイの上に挿すSenseHATや、同じように上に挿してADやモータ制御などをするボードを今回はよく目にしました。より手軽さが増したということでしょうが、もう接続してデータが取得できてワーイ、という段階はとっくに終わり、それをクラウドに上げてどう活用するかとか、意識をそっちに向けないといけない段階なんやね。

ということで、もっといろいろと刺激を受けて帰ってきましたが、あえて3つ選ぶとすると↑の3つでした。
(別に誰も3つに絞れ、とか言ってないけど)。

ところで、今回もいくつか買ってしまいました。
FlashAirがバージョンアップされていたので、つい買ってしまいました。
あと、Arduboy、これは前から出てましたが、このところゲーム制作するようになったので、勢いで買ってしまいました。

あと、いつごろのイベントで何を見て何を思ったのかがごちゃごちゃになってきたので、メモを残す意味で、今回はブログを書いてみました。


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